第2章

日本より片道3時間という謳い文句のサイパン
嘘じゃねぇ〜か!!というほどの長旅を終えた僕たち…
入国手続きを行いました…
FくんやNさんは、サイパン経験者だから、
速攻で終わるかと思ったこの手続き…
大変だ…二人ともあんまり分からないらしい…
書類はなかなか書き終わらず、現地の人が心配して
こちらを伺いにくる程だった…
そんなこんなで入国手続きを終えて、預けた荷物を受け取りに…
いや…出国にてこずったせいか、すでに置き去りにされていました。
あの、でっかいキャリーが7つ…
そして、ウォータープルーフなどはもう…
そんなこんなで、何とか入国をできた僕たちはバスへ…
バスでは、ホテルやカードが入った封筒が…
封筒は、K-instとAくんで一つ
僕とFくんで一つ
Mさん、Rさん、Nさんで一つでした。
僕は封筒の中身を見た…
何やら封筒が入っていたんだ…
K-instの封筒の中身を見てみると、その封筒は入っていない…
僕はその封筒を見た…
それは、ダイビングの手配資料の入った封筒だった…
しかも宛名には僕の名前が刻まれていた…
僕、他6名みたいな感じになっていた…
これは衝撃の事実だ…
スタッフのK-instではなくて、ダイビングの手配が、
完全に僕メインで行われていたのだ…
おかしい…これはK-instのFDではなかったのか??
これでは、K-instが僕のお客さんではないか…
そんな状況を考えたら、面白くなってきたが、
K-instは相当微妙そうな表情を浮かべた…
そりゃあそうだな…
実際、次の日、ダイビングセンターの人も、K-instに対し、
僕の名前を呼んで確認していたほどだ…
やはり、この旅はこんなネタが続くのであろうか…
ここで断っておくが、このFDの責任者は僕ではない。
もちろん、ダイビングを手配したのも僕ではない…
一体、何が何でこうなったのか…真相は闇の中だ…
そして、せっかくサイパンに着いたので、飲もうということになった…
ホテルにはしっかりと24時間営業の売店もあった…
僕とFくん、Aくん、K-instは物欲しそうに酒を眺めた…
ビールしかなかったが、仕方ないってことで購入しようとした…
そして、ドアをあけようとしたが…
ガンッ!!
あれ??鍵がかかっている…
ホテルの人は言う…
サイパンでは22時までが酒の販売時間だと…
もちろん日本語は片言だ…
一同、キョトン的雰囲気が広がった…
最初から言ってくれれば、こんなに悩まなかったのにね…
ここは異国の地…分からないことも盛りだくさんだ…
仕方がないので、ソフトドリンクを購入した。
僕が購入したのは、怪しい青い液体だ…
味は…甘すぎる…
甘すぎて気持ちくなった…
なんだったんだろう…あれは…
さてさて、そんなこんなで夜もふけて、次の日の朝を迎える…
いよいよダイビングがはじまるわけだ…
そんな期待をもたせつつ、話は明日へと続くと…